業務実績

田中賞受賞作品

斜張橋ほか

尾道大橋
国道317号:広島県
Onomichi Bridge
1968年受賞

尾道橋は、尾道水道を横断して向島に渡った日本道路公団で初めての鋼斜張橋です。 斜張橋は、航路部での架設を考えた場合は合理的な構造形式であり、あわせて補鋼桁とケーブル主塔から形成される幾何学的な外観は、尾道水道の風景に最も適合されるものとの判断から選定されました。

名港西大橋
名古屋環状2号線:名古屋市
Meikou Nishi Bridge
1984年受賞

1985年3月、我が国における本格的マルチケーブル斜張橋の先駆として誕生したのが、名港西大橋です。 この橋は、名古屋市周辺部を環状に結ぶ一般道302号が名古屋港南部を東西に横断する金城埠頭と西2区を結ぶ全長758m(ナゴヤ)の鋼3径間連続斜張橋(175m + 405m + 175m)です。

生口橋
本州四国連絡橋公団:広島県
Ikuchi Bridge
1991年受賞

西瀬戸自動車道(尾道 - 今治)の因島、生口島を結ぶ本橋。 構造上の特徴は中央径間の桁を鋼製に、側径間の桁をコンクリート製とした複合構造にあります。 このルートの実現によって島々が陸続きになり、本橋は瀬戸内の多島海景観に溶け合った新しい観光資源となっています。

伊勢湾岸自動車道 名港中央大橋
金城埠頭〜9号池(B水路):東海市
Meiko Triton
1997年受賞

伊勢湾岸自動車道路は愛知県豊田市を起点とし、三重県四日市市に至る延長53kmの自動車専用道路で、この路線が伊勢湾の海上部を横過する位置に名港大橋と呼ばれる橋梁群があります。 これを名港三大橋(Meiko Triton)といい、西側から西大橋、中央大橋、東大橋です。 名港中央大橋は、橋長1,170m、中央径間が590mで世界第5位の規模を誇っています。 建設当時、過去の国内実績を大幅に上回る鋼斜張橋で、現在では名古屋港のシンボルです。

関門橋
中国自動車道:山口県
Kanmon Bridge
1973年受賞

本州と九州を6車線の高速自動車道で結ぶという、重要な役割を担う我が国初の長大吊橋。さらに、次なる本州・四国連絡橋に先立ち、技術的ポテンシャルを高めた意義は大きく評価されました。また、本橋には風や地震による塔やトラスの動的挙動を実測するために数々の計器が搭載されています。

小田原ブルーウェイブリッジ
西湘バイパス:神奈川県
Odawara Blue Way Bridge
1994年受賞

神奈川県西部の青い海岸線に白く連なる西湘バイパスの高架橋。 本橋は、このバイパスの西端にある伊豆箱根玄関口・小田原市に、漁港を跨ぐ世界初のエクストラドーズドPC橋としてその姿をたたえています。 数々の新技術の採用によって完成に至り、橋の名称は4,800通もの公募により決定しました。

屋代橋梁
北陸新幹線:長野県
Yasiro Bridge
1996年受賞

北陸新幹線屋代橋梁は、国道18号及び長野自動車道の更埴ICと交差する位置に建設された橋梁です。 4径間の屋代南橋と3径間の屋代北橋の2連の橋梁からなり、鉄道橋では世界で初めてのエクストラドーズドPC構造が両橋に採用されました。 また、斜材の色彩検討や主桁・橋脚形状に曲面を採用する等の景観への配慮により、今では北アルプスの山々と調和した善光寺平のランドマークとなっています。

第二名神高速道路 木曽川橋
日本道路公団:三重県 愛知県
Kiso River Bridge
2001年受賞

木曽川橋は、第二名神高速道路が一級河川木曽川を横断する箇所に計画された、世界初の複合(PC+鋼)5径間連続エクストラドーズド箱桁橋です。 幅員33mの6車線断面に一面吊り構造を採用し、コンクリート桁は60N/mm2 高強度コンクリートを使用したプレキャストセグメント工法を採用しています。 また、径間部は軽量化を図るため、80mの鋼箱桁構造とし、工場で製作した桁を海上輸送し一括架設するなど、最新の技術を駆使して計画された橋梁です。

女神大橋
運輸省 長崎県
Megami Bridge
2006年受賞

「鶴の港」と呼ばれ、国際観光船の入港もある長崎港。その湾口部に計画された鋼3径間連続斜張橋が、長崎のランドマークとしての役割も担う「女神大橋」です。本橋は、重要港湾である長崎港の埠頭や工業団地間の連絡を強化させるとともに、港湾と背後地域との円滑な交通を確保する臨港交通体系を充実させます。現在の長崎市内への一点集中型の幹線道路網に対し環状道路が整備されることとなり、深刻な交通混雑の緩和を担っています。

バイチャイ橋
ベトナム国
Bai Chai Bridge
2007年受賞

バイチャイ橋は、ベトナムの首都ハノイの東約180kmに位置し世界遺産に登録されている国際的な観光地ハロン湾に架かる、1面吊りPPC6径間連続斜張橋です。1面吊りPC斜張橋として世界一の支間長を誇り、斜材・主塔などに最新の技術が採用されています。また、周辺環境との調和を図るため、景観設計・照明デザインを行いハロン市のランドマークとしての役割を果たしています。