業務実績

田中賞受賞作品

トラス・アーチ橋

大島大橋
国道437号:山口県
Oshima Bridge
1976年受賞

大島大橋は、山口県大畠町から蜜柑で有名な大島町に至る大畠瀬戸に架設された一般有料道路橋です。 大畠瀬戸は、周防鳴門と呼ばれるほど潮流が速く、最大流速は10ノットにおよぶため、上部工の架設方法には側径間を一括大ブロック架設を、中央径間では張出し架設が採用されました。 海中に設けられた多注式基礎は、我が国で初の試みでした。

片品川橋
関越自動車道:群馬県
Katashinagawa Bridge
1985年受賞

片品川橋は、赤城山の北嶺と武尊山の南嶺の間で、尾瀬に源流を発する片品川が深く侵食し、大規模なU字谷を形成した場所に架かる長大橋です。 そこは段丘上部から河床までの高低差が100m以上もあり、橋梁高さを55mから70mに設定する必要がありました。 高橋脚の長大橋を数多く有する関越自動車道においても、片品川は最大規模の橋梁です。

神戸大橋
臨港道路:兵庫県
Kobe Bridge
1970年受賞

神戸大橋は、神戸市のポートアイランドと市街地を結ぶ8車線の橋梁です。 港町神戸のイメージをより高めるため、橋のデザインに配慮しました。また、我が国初のMIO系塗料の使用や、総鋼重6,470トンにおよぶ橋を1,000トン吊起重機船により短工期(3ヶ月)で架設完了させるなど、随所に画期的な試みが施されています。

泉大津大橋
臨港道路:大阪府
Second Maya Bridge
1976年受賞

堺泉北港の公共埠頭を跨ぐ泉大津大橋は、美観、経済性、走行性などの観点から我が国で初めての単弦ローゼ桁橋を採用しました。 設計にあたっては、模型実験、風洞実験と共に振動解析、有限要素法解析を駆使して桁の安全性の確認を行いました。 完成時橋体重量は約3,000tfです。 2隻のフローティングクレーン船を用い、相吊による一括架設を行いました。

大阪南港東高架橋
大阪湾岸線:大阪府
Osaka Nanko Higashi Elevated Bridge
1980年受賞

大阪南港東高架橋は、大阪湾岸線が南港水路を渡る箇所に架かる橋です。南港大橋に隣接しているので、単弦ローゼ橋という特殊な形式が採用されました。さらに、大阪市の新交通「ニュートラム」を補鋼桁下側に吊り下げためずらしい構造です。設計に関しては、アーチの横だおれ座屈および地震・風荷重によるアーチの安定性等について、泉大津大橋での経験が生かされました。

長柄橋
府道大阪高槻京都線:大阪府
Nagara Bridge
1980年受賞

ニールセンローゼ橋と呼ばれる近代的な橋梁形式を用いた長柄橋は、支間150mを有し、新淀川の通水部に架設されています。 主構面を傾けたバスケットハンドル型のアーチ、斜に張られた吊りケーブルなど、自由な発想と確かな技術から生まれた橋梁で、街に生き生きとした表情を加えることに成功しました。

別府明礬橋
大分自動車道:大分県別府市
Beppu Myoban Bridge
1989年受賞


プレストレスコンクリート技術協会賞
1989年受賞

我が国有数の温泉地・別府市を眼下に見下ろす別府明礬橋。多くの観光客が訪れる地域性を考え、自然の美しさとの融合を第一の目標としました。特に、従来のコンクリート長大アーチには類を見ないアーチリングと補鋼桁の剛性を等しくしたナイーブな表情は、当社ならではの自由な発想と高い技術力の成果です。

碓氷三橋遠入川橋
上信越自動車道:群馬県
The Bridge of Usui(Toirigawa Bridge)
1992年受賞

碓氷バイパスを軽井沢から横川に向かって進むと、山々の間からひとつのアーチが姿を現します。それが上信越自動車道とバイパスの交点「遠入川橋」です。本橋が持つライズ比1/2.7の大きく湾曲したアーチ曲線は、その背景に鎮座する妙義山塊の厳しさの中に快い優しさを与えています。

南風原高架橋
沖縄県
Haebaru Viaduct
1996年受賞

南風原高架橋は、沖縄の玄関口・那覇空港と沖縄自動車道を結ぶ位置に架かる高架橋です。その雄大な姿は周辺のランドマーク的存在としても期待されています。施工にあたっては、アーチリブ、橋脚の変形を制御するため、PC鋼棒、ステイによる補強等、慎重な施工を展開し、完成へと至りました。

阿嘉大橋
沖縄県
Aka Bridge
1998年受賞

阿嘉大橋は、沖縄県那覇市の西方約40kmの慶良間諸島にある阿嘉島と慶良間島を結ぶ橋長530mの11径間連続PCバランスドアーチ橋です。 架橋地点は、国定公園海域で、本橋は慶良間諸島のシンボルとなっています。 本橋の架設は資機材の現地調達が困難なことから、プレキャストセグメント工法を採用し、全部材を沖縄本島で製作、セグメントを海上輸送し架設されました。 バランスドアーチ橋での本架設工法は我が国初の試みです。

広島空港大橋
広島県
Fright Road Airport Bridge
2011年受賞

広島フライトロード(広島県(パース))広島県三原市の西北約18kmの広島空港北側に位置する広島空港大橋は、主橋部のブレースドリブアーチ橋はアーチ支間380mと、この形式では国内では最長で世界でもトップクラスの規模を有する橋梁です。 そのため多くの課題を解決するために、学識経験者で構成される技術検討委員会が設けられ、そこでの貴重な意見が設計に大きく反映されました。